退職代行サービスおすすめ比較ランキング究極4選を紹介【2024年最新】
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現在、客先常駐(SES)の職場で働いている方々の中には、「プロジェクト途中で退職したい…辞めたい…」「スキル不足だけど育成体制がなくて困っているので転職を考えている…」という悩みを抱えている方もいるかもしれません。
先輩や知人に「新卒でSESは避けた方がいい」と忠告されたにもかかわらず、実際にSESで働いてみて失敗したと感じる方もいるでしょう。
客先常駐(SES)の状況は、エンジニアの労働環境が常駐する場所によって大きく異なるため、環境が良くない場合、仕事を続けることが苦しいと感じる方が多いのです。
このため、今回はSESを辞める方法について説明いたします。なぜ客先常駐が厳しい状況になることがあるのかから始めて、SESに適した人物像、転職を検討する際のステップなどを解説します。
また、急いで転職を考えている方でも辞めることを言い出しづらいとお考えの方は、退職代行サービスを検討するのもひとつの方法です。
業界初!顧問弁護士監修
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「SESを辞めたい…」と考えているなら、転職を検討すべきときかもしれません。まずは、現在の常駐先の環境がSESの特徴に当てはまるかを確認してみましょう。辞めたいSESの特徴としてよく挙げられている事情は、以下の通りです。
まず、一番多い不満は給与についてです。一般的に平均年収は500万円が限界といわれていますが、場合によって200万円台という環境も少なくありません。良い常駐先に出会えば、未経験からスキルを伸ばしていき、年収をあげていくことも可能ですが、実情は年収が上がらずに苦しんでいる方も多いです。またヤバいSESの特徴として、コスト面から新人ばかりを雇い、経験者を雇わないこともあるようです。
また給与が安いのにもかかわらず、長時間労働は当たり前で休日出勤も頻繁にあるという問題を抱えているSESもあります。常に人手不足なので、現在いるエンジニアがフル稼働している状態です。
労働環境に問題があっても、自社フォローはありません。新人を1人で常駐先に送り、サポート体制がない場合もあります。さらに新人の育成制度はありません。この場合自分で見て学んでいくしかありませんが、いきなり現場に放り込まれても何もできずに精神を病んでしまう方もいます。
さらにこのような環境の中で、常駐先にパワハラ、セクハラなどの問題があれば最悪です。誰も助けてくれませんし、自分で乗り越えていくしかない状況に追い込まれます。精神が追い込まれると、「辞める」という選択肢すら浮かんできません。
では個人的な特性として、客先常駐(SES)に向いているのはどのような人なのでしょうか? たくさんの特性がありますが、主に以下を挙げることができるでしょう。
まず、新人エンジニアでまだ経験がないという方は、とにかく経験を積むことが重要です。未経験歓迎が多い客先常駐(SES)なら、すぐに仕事を見つけやすいという利点があります。仕事内容も常駐先によって様々なので、いろんなスキルを学んでいくことができるという点で、まだ経験の少ないエンジニアには向いています。
またプロジェクトごとに常駐先が変わるという特徴から、さまざまな人脈を作りたいという方は向いています。早ければ数ヶ月程度で次のプロジェクトに移っていくことから、いろんな会社の人々を知り合えるという利点があります。将来的にフリーランスを目指したいという方は、いろんな場所で人脈を作っておくことは重要ですので、将来を見越して客先常駐(SES)を選ぶ方もいます。
性格的な特徴としては、新しい環境に馴染むのが得意、常に新鮮さが必要という方にも向いているでしょう。常駐先によってはフレキシブルな働き方を認めているところもあることから、良い常駐先に出会えば、心地よく仕事をすることができます。
常駐先の環境や自社フォローがない環境が辛すぎて「辞めたい…」と考えているものの、なかなか決断できない方も多いようです。
いろんな考えが浮かんできますよね。しかし、先にあげたようなヤバいSESの特徴に当てはまる場合は、上記のような不安を乗り越え、すぐに辞めるべきです。
まず辞めてもどこも一緒ということはありません。今の環境が悪すぎることからそのように感じてしまうだけです。精神的に追い込まれると客観的な判断はできません。ストレスを抱えているなら、まず風邪でも引いたことにしてリラックスする時間を持ちましょう。その上で冷静に「その職場で自分が成長できるのか?」という点を考えてみましょう。これに疑問があるなら辞めるべきです。
どこの会社もエンジニアは不足しています。就職先はすぐに見つかるので心配は入りません。また新人の場合は、新人であるからこそスキルを学べる環境で働くべきです。何の育成環境もない、サポート体制もない状況では学べることは少ないです。「3年は働いた方が良い」というのは昔の格言ですので、現在とは時代も状況も異なりますので忘れましょう。
プロジェクトの途中で抜けるのは確かに迷惑がかかるかもしれません。しかし、民法上退職の意向を伝えてから2週間で辞めることができます。常駐先の状況も考えるなら、1ヶ月の期間があれば十分です。迷惑をかけない方法を選ぶなら、早めに退職の意向を伝えることが重要です。
精神的に追い込まれている場合、「もう明日からバックレようかな」と考えてしまいますよね。しかし、これはあまりお勧めできません。バックれても、後で離職票や源泉徴収票をもらわないといけないためです。先にお伝えした通り、2週間あれば法的に合法に辞めることができますので、きちんと伝えるようにしましょう。
自分で伝えるのが難しい場合には、退職代行を伝えるという方法もあります。有休などが残っている場合は、退職まで会社に行かなくても良い可能性もあります。
「プロジェクト途中で抜けるので損害賠償を請求されないか不安…」というお悩みもあるかもしれません。しかし、上記の2週間をクリアしていれば損害賠償を請求されることはありません。仮に請求されても支払う必要はありませんし、弁護士に相談しましょう。
「会社に行くことすらもう無理だ」と思うなら、まずは休みの連絡を入れましょう。その上で他の人のサポートの元、退職の手続きを進めていくことがおすすめです。
今すぐにやめたい方は、以下、退職代行サービスも、ご参考ください。
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転職活動をする場合は以下のポイントをおさえて、ヤバイSES先をできる限り回避しましょう!
一番大事なことは報酬で妥協しないことです。いくら新人だからといって安い報酬しか提示しておらず「新人歓迎!」と銘打っている会社はあまり良い企業ではありません。中途採用なども積極的に採用している会社か、ベテランエンジニアが在籍しているかどうかをしっかり確認することが重要です。新人だけを雇いたい会社は、コスト面だけを気にしていますので、あまり良い環境は期待できません。
また報酬や経験のあるエンジニアが在籍しているのかだけでなく、評価制度、育成制度、福利厚生もしっかりと確認しましょう。定期的な面談や社内表彰制度があるか、新人エンジニアのための研修制度があるか、社会保険・雇用保険・通勤手当・住宅手当・育児休暇などの一般的な福利厚生があるのか、リモートワークの奨励などフレキシブルな働き方に関する項目があるのか、を見ていきましょう。
そしてより多く稼ぎたいならプライム案件を探すのも良いです。顧客と直接契約することで、中抜きがないことから良い報酬を得ることができます。新人の場合は難しいかもしれませんが、将来的に視野に入れておくべきです。
最後に、会社の評判も重要です。実際に働いている人や働いていた人が書き込む口コミサイトなどで、求人票からは確認できない問題がないか確認しておきましょう。IR情報を確認しておけば、会社の経営状況や将来性についても確認できますので、会社内部の実情と客観的な経営状態の把握の両方が必要です。
ヤバい客先常駐の特徴に当てはまる会社なら、できるだけ早く転職を検討すべきです。
エンジニアは将来性のある仕事です。
今の職場でご自身の成長が望めないなら、今すぐ他の会社に移り、自分のスキルを伸ばしていくことをおすすめします。