会社・仕事行きたくない!ストレスの危険サインと対処法

会社に行きたくない・毎日家にいたい…対処法は?

朝起きて「会社に行きたくない」「毎日家にいたい」と思った経験がある方は少なくないでしょう。たまに起きることなら問題ありませんが、毎日のように憂鬱な気持ちが続くようなら、一度その気持ちの原因や理由を考えてみるべきです。

そこで今回は、「会社・仕事に行きたくない」ときの対処法をお伝えします。仕事に行きたくない理由から、注意点、ストレスの可能性や仕事に行きたくない時の対策までわかりやすくご説明いたします。

仕事行きたくない理由とNG行動

まずは仕事に行きたくない理由とやってはいけない行動について解説します。

辛くて会社にいけない人が増えている

朝起きてなんとなく憂鬱だという気持ちになったことがある方は多いはずです。単純に仕事が忙しい時期で帰りが遅くなるなどが理由の場合もありますが、理由もなく「仕事に行きたくない」「毎日家にいたい」と考え、動けなくなってしまう人もいるようです。

このような状態に陥ってしまう人は、最近増加しているといわれています。例えば、出社しようと思ったらお腹を下してしまう、呼吸が苦しくなる、心理的に追い詰められるという症状が出てしまいます。なんとか頑張って家を出ても余計に辛くなってしまう人もいるようです。このような症状はひどくなると、出勤困難症という病名がつき回復までの道のりが困難となってしまいます。

特に、昨今の社会状況の中、テレワークなどの在宅ワークを経験している方は増えています。テレワークだったのに、最近になって通常通り出社するように業務命令が出たというケースでは、在宅ワークが快適だった人の中で「会社に行く意味はあるのか?」と考えてしまい、出社が億劫になってしまったという人もいます。

仕事に行きたくない理由|人間関係

会社に行きたくない」と毎日考えるようになったら、原因を考えてみるべきです。例えば、以下のような理由が考えられるでしょう。

・人間関係の疲れがひどい
・仕事の疲れが取れない
・仕事で評価してもらえない
・勤務条件などに不満がある
・仕事にやりがいを感じない
・理由がわからない

毎日遅くまで働いているという方は、土日の休みだけでは仕事の疲れが取れないというケースがあります。いわゆる「働きすぎ」ですね。この場合は、思い切って休みを取るなどの休息が必要です。また仕事場で問題があるケースもあります。成績を上げているのに、上司が適切に評価しない、人間関係で悩んでいる、ブラック企業だと感じているなどの悩みが考えられるでしょう。

ご自身の頑張りではどうしようもない悩みがありますので、この場合は転職を検討するだけでなく適度にリフレッシュを取り入れていく必要があります。

さらに、仕事自体に大きな不満はないものの、「ここで吸収できることはもうない」と感じ、業務内容にやりがいを感じなくなっているケースがあります。

このように、仕事に行きたくない理由はさまざまです。これら以外にも単純に「長期休み明け」の場合は、仕事モードに切り替わらないというケースもあるでしょう。一時的なものであれば問題ありませんが、原因の解決が難しい、長期的に悩んでいる場合には対処していく必要があります。

注意すべきは無断で休む・辞めること

「仕事に行きたくない」という気持ちが強くなると、考えるのは会社をお休みすることではないでしょうか? 疲れが溜まっていて休みを取る必要がある場合もあるため、休みを取ること自体は何も問題はありません。むしろ、積極的に休暇を取ることでこのような感情を処理していく必要があります。

しかし、ギリギリまで感情を我慢してしまった方の中には「無断」で休んでしまうケースがあります。会社に連絡することもなく休んでしまうのです。

よほど追い詰められている場合が多いですが、無断欠勤が続くと処分の対象になってしまうこともありますので、きちんと会社に連絡を入れる必要があります。

また、同様のケースで、いきなり退職してしまうケースもあります。

毎日のように「会社に行きたくない」と考えていると、突然吹っ切れる瞬間があります。「もう辞めよう」と考えてしまうのです。辞職するのはご自身の選択ですから問題ありません。しかし、その気持ちが一時的なものである場合は、後悔することにもなります。辞職しようと思っても、すぐには決断せず、ゆっくり検討してから退職するようにしてください。

いきなり無断欠勤や退職をしてしまうケースでは、自分を追い詰めすぎている可能性があります。そうなる前に、「なぜ会社に行きたくないのか」についてきちんと考える時間を設けることが重要です。

注意すべきストレスのサインとは?

会社に行きたくないのに、無理に出社を続けると身体的症状や精神疾患を抱えてしまうことがあります。注意すべき身体的症状や精神的症状についてご説明します。

身体的ストレスのサイン|吐き気・眠い・動悸

出社困難症となってしまう人も含め、「仕事に行きたくない」悩みがひどくなると、身体症状が現れ始めます。特にひどい時に現れる、身体的なストレス症状については以下が挙げられます。

・毎日体がだるく疲れが取れない
・眠れない
・胃が痛い
・吐き気、下痢がある
・動悸や息切れがある
・息がつまり、胸が苦しいと感じる
・頭痛がする

朝起きるとき、体が鉛のように重く起き上がるのに何十分もかかるという場合は、大きなストレスを抱えている証拠です。また眠れなかったり、途中で目が覚めたりする睡眠障害もストレスが関係しています。

胃腸の不快な症状も精神的不可と関係していることが多くあります。日曜日の夜になると胃がキリキリする、胃もたれ、吐き気、下痢症状などがある場合には会社に行くこと自体がストレスになっているのでしょう。通勤中に息切れや胸がつまる感覚がある、頭痛がするというケースもあります。ひどくなると「家から出られない」という事例もありますので、身体症状が現れ始めたら、休息を取る必要があると考えてください。

うつ病の可能性もある|朝夜泣く

「会社に行きたくない」気持ちがピークに達すると、以下のような精神的な症状が現れることがあります。

・朝も夜も涙を流し泣いてしまう
・気持ちの浮き沈みが激しい
・ミスが増える
・人の話に集中できない
・ご飯が美味しく感じない
・何もしたくない
・楽しかったことを楽しいと感じなくなった
・無気力になる
・人生が無意味だと感じる

特に、意味なく涙が流れてしまうというのは、心が悲鳴を上げている証拠です。

他にも些細なことで怒ってしまう、イライラしてしまうというのもサインの1つといえます。仕事ではミスが増え、人の話が耳に入ってこず、やりがいも感じなくなります。

また、仕事での成績が落ち始めたというケースもあるでしょう。唯一の楽しみだった「食べる」という行為すら、味を感じなくなります。

プライベートでも楽しかったことを楽しいと思えなくなり、ただ何もせず寝ていたいと感じる方もいます。

会社を休んだら治ると思ったのに、余計に無気力になり、人生も無意味だと感じてしまうケースもあるでしょう。

このような症状が複数当てはまる場合には、うつ病の初期段階の可能性があります。病院に行って、医師の指示を仰ぐようにしましょう。

仕事行きたくない時の対処法は?

「仕事に行きたくない」気持ちが治まらない場合、以下の対処法を実践してみてください。

小さなリフレッシュ習慣を作る

会社に行くのが億劫に感じる理由が「仕事が楽しくない」、「人間関係が嫌」という場合には、仕事以外の時間を楽しむ習慣を作りましょう。仕事中心の生活に嫌気が指しているのであれば、以下が有効な対処法です。

・会社に行く前に自分の時間を作る
・通勤時に好きな音楽を聴く
・会社から帰ってきた時のご褒美を用意する
・趣味を見つける

毎朝飛び起きて通勤しているという習慣は改め、少し自分の時間を作るようにしてください。朝起きて好きな本を読む、ドラマを鑑賞する、美味しい朝食を作る、など1日の始まりを好きなことで埋めてみましょう。毎朝が楽しみになるかもしれません。

通勤時間は好きな音楽を聴いてテンションを上げましょう。音楽は人の心に影響するため、爽やかな気持ちになる曲や頑張ろうと思える曲を選曲するのがおすすめです。もちろん好きな歌手の歌でも大丈夫です。

「会社から帰ったら、ご飯を食べて寝るだけ」という生活では、楽しみがありません。家に帰って食べるスイーツを用意する、好きなお酒を適量飲む、など自分なりの楽しみを作りましょう。週末に旅行に行くなどの大きなご褒美も良いですが、小さなご褒美を毎日与える方が効果は高いでしょう。

仕事中心の生活を辞めるためには、趣味を作るのも有効です。何をしたら良いかわからない場合は、気になる習い事の体験教室を片っ端からうけてみましょう。合うものを見つけるには、試す必要があります。

最近、少し調子が悪い程度であれば上記を実行すれば、再び日々を楽しむことができるはずです。

精神と体が喜ぶことを取り入れる

ストレスで身体症状が出始めている場合は、生活習慣を整えることが重要です。精神と体が喜ぶことをしましょう。具体的には、以下を取り入れてください。

・睡眠時間を多くとる
・運動をする
・早朝起きをする

「最近疲れが取れない」という方の多くは、睡眠不足です。寝ていても、眠りが浅く疲れが取れていない可能性があります。いつもより早めに寝る習慣をつけ、最低でも7.5時間は寝るようにしましょう。また次の日の朝は、早めに起きましょう。余裕があれば、先に紹介した自分なりの朝習慣を実践してみるのも良いですが、疲れが溜まっている方はボーッとする時間に当てるのもおすすめです。

運動習慣がない人は、軽いエクササイズなどを取り入れましょう。ヨガなどで肩こりや首の痛みを解消するのも良いですし、ランニングや筋トレなどで体を積極的に動かすのも有効です。運動には精神をリフレッシュする効果があるため、1日5分でも良いので継続して取り入れていくことが重要です。

どれも難しい場合は心療内科・転職も検討する

先述した内容が「できない」「難しい」と感じる場合は、心療内科や精神科への受診をおすすめいたします。すでに精神的ストレスがピークに達し、うつ病の手前である可能性が高いからです。診断によっては休職も検討しましょう。

またブラック企業である場合など、環境要因によって上記を実践する余裕もない場合は転職も視野に入れるべきです。

ストレスの理由を考え、自分に合わない会社であることがはっきりしている場合は、他の選択肢を検討することでストレスを解消できる可能性が高いからです。

「仕事に行きたくない」はストレスのサイン。早めに対処しよう

「仕事に行きたくない」という気持ちは誰もが経験しています。

しかし、これが毎日のように続くようであれば、ストレスが溜まっている可能性が高いでしょう、目安としては2週間以上このような感情が続いている場合、身体・精神症状が現れ始めた場合には、無視せず気持ちと向き合う必要があります。

対処法を実践したり、ケースに応じてお休みや休職、転職を考えるようにしましょう。

この記事が役に立ったらシェアしてください!