パワハラ上司の6つの特徴と心理|上司への対応はどうする?
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「仕事が暇すぎて何もすることがない」という状況はかなり辛いものです。
周囲は忙しくしているのに、自分だけやることがないとモチベーションはどんどん下がっていきますよね。
そこで今回は、自分の仕事だけが暇な場合の対処法をお伝えします。自分の仕事が暇なのに周りは忙しい理由、仕事が暇でつらくなってしまう原因、自分だけ仕事でやることがない場合の対処法までご説明します。
目次
自分の仕事が暇で周囲は忙しいと言っても、「自分に原因がある場合」と「会社や周囲に原因がある場合」があります。改善するためにもそれぞれの理由を見ていきましょう。
「仕事が暇」というケースでは、ご自身の仕事方法やモチベーションに理由があることがほとんどです。具体的には以下のような理由が考えられるでしょう。
自分で言うのも変だけれど、「仕事はすごく早く仕事を片付けられる」と考えていませんか?
これは業務効率が高いということです。あなたの能力に対して業務が簡単なので仕事が早く終わってしまいます。
能力が高いということなのですから誇るべきですが、同時にもう一歩先に進んだ考えも持つべきです。
仕事中に「暇だな」と感じて、そのままボーッとしてしまうというのは一般的にはNGです。
自分で仕事を作らないことから暇の原因になっている可能性があるでしょう。言われたことだけをすることで、必然的に暇になってしまいます。
「仕事をしていて楽しくない」と思っているならモチベーションの問題かもしれません。
「今の仕事が暇だから」という理由だけでなく、忙しくてもやりたくない仕事の可能性があります。
モチベーションが上がらず、やる気が出ないという場合は他にやりたいことがある、自分に合う仕事があるなど本能的に何か別のものを求めている可能性もあるでしょう。
仕事が徐々に減らされていった、割り振りがなくなってきたという場合は、上司や同僚があなたのことを「できない人だ」と考えているケースがあります。
理由はわかりませんが、「態度に難あり」「文句ばかり言う」「仕事が遅い」「納期を守らない」などが理由となっている可能性はあるでしょう。この場合は原因をご自身で探す必要があります。
仕事が暇だと感じるのは実は自分に理由はなく、会社側に原因があることもあります。具体的には、以下の理由が考えられるでしょう。
会社自身に仕事がない場合は、従業員に仕事を割り当てることもできません。
一部の社員のみが忙しい、という状況がある場合は会社自体が苦しい状況の可能性があります。
もっとも、部署によって繁忙期が異なることは十分にあり得ますので、現在が今のあなたの仕事の閑散期である可能性もあるでしょう。
新人の場合はできる人であってもすぐにたくさんの業務量や重要な仕事を任せてもらうことは難しいでしょう。
あなたに能力があったとしても、周囲の新人に合わせて業務量を調整している可能性もあります。
中堅なのに業務量が少ないという場合には、「嫌がらせ」の可能性もあります。
極端に自分だけ仕事が少ないという場合は、パワハラと疑うべきです。
能力に対して過小な業務しか与えないこともパワハラとして認定されます。
会社に入ったばかりの場合は、周囲のサポートがないと仕事を進めていく事は難しいですよね。
しかし、会社が繁忙期であるなど忙しい場合には新人の教育に時間をさくことができないケースもあるでしょう。
これは、教育係が仕事を回せていないことや、会社が時期悪く新しい人を雇用してしまったことが原因です。
業務量が少ないと誰もが「辛い」と感じやすくなります。辛くなる原因と放置すべきではない理由についてご説明します。
仕事が暇で辛く感じる具体的な理由としては、以下が考えられるでしょう。
会社に行って昼までにはやらなければいけない仕事が終わってしまうという場合、かなり暇ですよね。そこからの数時間何をすべきか分からなければ、ただ座っているだけで時間が過ぎてしまい、時間を無駄にしていると感じてしまいます。
仕事が忙しいと「何もしたくない!」と思うこともありますが、人間にとって何もしない時間は苦痛そのものです。少し暇になったらスマホを見てしまうという人が多いのも、暇に耐えられないからです。
周囲が忙しいなら余計に辛い気持ちは大きくなります。周囲に共感してくれる人がいないためです。自分だけ暇であることが悪いことをしているような気持ちにもなります。周囲が忙しいのになぜ自分は暇なんだろうと考える時間も増え、自責の念も大きくなるでしょう。
「やりがいがない」と感じることもあるでしょう。仕事が暇という事は能力を持て余している可能性も高いです。簡単すぎる仕事では自分が会社や社会に貢献できているのかどうか不安になります。社会とのつながりを希薄に感じると、やりがいも得られにくいでしょう。
あなたがまだ若いなら、「自分はもっとできるのに」と考えているかもしれません。成長の機会を逃していると感じれば、「辛い」のも当然です。自分と同世代の人と比べてしまう事で「なぜここに止まっているのか」と思うこともあるでしょう。
仕事が暇で辛いという状況や感情を放置していると、以下のような問題が起きます。
仕事が暇で辛いのに何の行動も起こさないでいると、仕事がどんどんなくなっていきます。これまで割り振られていた仕事よりも少ない業務量になる可能性もあるでしょう。業務量がどんどん減っていく場合は、周囲からの嫌がらせか、周囲があなたの能力を見誤っている可能性があります。
何もしない時間は辛いものです。これが何ヶ月も続くと、会社に行きたくないと思うようになります。それでも我慢して出社していると、そのうちに朝起きることができなくなってしまい、うつ病になるのです。朝起きるのが辛いなど、うつ病らしき症状が出始めたら心療内科に相談にいきましょう。
社内ニートとは、会社に所属しているのに実質的には失業している人のことです。毎日会社には来るものの暇でネットサーフィンばかりしているという人な社内ニートの可能性があります。仕事のやる気も起きないので、たとえ仕事を振られたとしても上手に仕事をこなせなくなります。「辛い」という感情が消えてしまい、会社にいることが目的になるのです。
一方、社内ニートにならない人は「会社を辞めたい」と考えます。今の仕事は自分に合っていない、もしくは「周囲が自分をできない人だ」と感じている、という思考に陥ります。自分の力量を見定めての転職なら問題ありませんが、自分の悪い部分を見て見ぬふりをするための逃げの転職ならその先に満足いく結果はありません。
仕事がなくて辛い場合には、自分で「忙しい状況」を作り出すことが重要です。周囲に自分の状況を任せるのではなく能動的に行動していく方法をご紹介します。また陥りやすいNG行為について一緒に見ていきましょう。
自分だけ仕事がなくて暇なら、自分で忙しい状況を作っていきましょう。具体的には、以下の行動をとるのが有効です。
周囲が忙しそうなら、「手伝いましょうか?」「何か自分にできる事はありませんか?」と同僚や上司に聞いて回りましょう。その人が手詰まりの状況なら、仕事を回してもらえる可能性は高いでしょう。
周囲に聞いても仕事を振ってもらえない場合は、会社や業務で導入すべき新しい事や役に立つことを提案してみましょう。業務効率を良くする提案も良いですし、新しい製品、サービスのアイディアでも良いのです。自分で能動的に仕事を回していくと、やりがいにも繋がるでしょう。
「今の仕事だけでもう自分は成長できない」と感じるなら、スキルアップの時間にあてるのも良いことです。仕事に役立つ新しい資格や免許を取るための勉強時間にあててみましょう。まずは仕事がないかを上司に聞き、仕事がない場合に試してみてください。資格試験等の勉強をする場合は、上司の許可を取るようにしましょう。
今の会社や仕事自体に疑問を感じる場合は、他にやりたいことがあるのかもしれません。この場合は、やりたい仕事に転職するための行動を取りましょう。仕事が暇をすぐに解消する事はできませんが、転職のために行動することで精神的な辛さや憂鬱感からは解放されます。
仕事が暇だと感じるとき、自分で仕事を作る行動をするのは良い事です。しかし、「何もしない」決断だけはしないようにしてください。具体的には以下のような行動です。
暇だからといって、スマホでゲームやネットサーフィンばかりをしていたり、会社のPC等を使って仕事に関係ないことをするのは絶対にNGです。見つかると処分の対象になることもありますし、何よりあなたの信用を落とすことに繋がります。暇だからといって、業務に関係ないことをするのはやめましょう。
何もしない時間をただ過ごすというのもNGです。先にお伝えした通り、暇すぎる時間を過ごし続けると誰でも辛くなります。うつ病などの精神的な病に罹患するリスクも上がりますので、自分で何らかの行動を起こすようにしてください。
仕事が暇すぎて辛いなら、自分で積極的に行動を起こし仕事を作っていくことが現在の状況を打破する鍵となります。
いろいろやってみたが、問題が解消されない場合には転職を考えましょう。自分の能力を発揮できる場所で活躍するのが一番です。